新型コロナウイルスの感染拡大予防のため外出自粛となっているなか、注目されているのが「おうちで楽しむ」コンテンツです。そこで今回は歴史好きの方におすすめしたいオンライン博物館をまとめてご紹介します。
それぞれ所蔵品の特色を活かしたオンライン展示は見ごたえたっぷり!無料と思えないほど充実したコンテンツが楽しめますよ。 お目当ての品を探すのもよし、遠方でなかなか行けなかった博物館を訪れてみるのもよし。おうちでたっぷりと歴史を楽しみましょう。
文化遺産オンライン
文化遺産に関するポータルサイトとして有名な「文化遺産オンライン」。
文化庁が運営しており、全国約1,000館以上の博物館・美術館の国宝や重要文化財などが閲覧できます。
4つの国立博物館の所蔵品が検索できる「ColBase」
東京国立博物館、京都国立博物館、奈良国立博物館、九州国立博物館、4つの国立博物館の所蔵品を検索できるサイトが「ColBase(コルベース)」 です。国立博物館だけに国宝重文の品が多く閲覧でき、音声ガイドが付いているものも。サイトはリニューアルしたばかりなので、今後の更新が楽しみです。
国立国会図書館の電子展示会
なかでも、所蔵されている資料をweb上でわかりやすい解説とともに紹介している「電子展示会」がおすすめ。「錦絵でたのしむ江戸の名所」で、地図や切絵図とバーチャル散歩体験はいかがでしょうか。
GoogleArts & Culture
世界各国の美術館や博物館をオンラインで楽しめるのが「GoogleArts & Culture 」。日本からも100以上のコレクションが掲載されています。
特に、高解像度の画像や動画、VRなどGoogleの技術を駆使したアプリはさすが。一度ハマってしまうとなかなか現実に戻ってこれませんのでご注意ください。
・App Storeダウンロード『Google Arts & Culture』
・Google Playダウンロード『Google Arts & Culture』
おうちミュージアム
北海道から沖縄県まで、全国50以上のミュージアムが参加している「おうちミュージアム」。それぞれの特色を活かし、通常展示では見られないコンテンツや、おうちで楽しめるワークショップなどバラエティーに富んでいます。
博物館のYouTube公式アカウント
博物館のYouTube公式アカウントもおすすめです。東京国立博物館のアカウントでは、総合文化展を動画で紹介する「オンラインギャラリーツアー」を公開しています。 これからどんどん動画コンテンツも充実してくると思われますので、お気に入りの博物館はチャンネル登録しておきましょう。
Googleマップのストリートビューで見る博物館
また、意外と楽しめるのが、ご存じGoogleマップのストリートビューです。博物館によっては館内まで入れるようになっており、実際に訪れたような気分になれます。
福岡市博物館では、ストリートビューで博物館の入り口から常設展示されている名槍・日本号までたどり着けちゃいますよ。
おすすめは、屋外の貴重な建造物をマップ上で巡れる博物館明治村。歩くと1日かかる広大な園内の歴史的建造物を、マップ上でをスイスイ見れてしまうのはGoogleマップならではですね。
ここまで様々なコンテンツを紹介してきましたが、まとめているうちに感じたのは「やっぱり実際に見たい!」ということ(笑)会えない時間が愛を育てると言いますし、早く現地へ行けることを願いつつ、今後のプランを練る参考にしていただければ幸いです。